サプリメントという言葉は最近テレビや雑誌などでよく耳にするようになりました。サプリメントを知らない人は少ないでしょう。最近はサプリメントが置いてあるコンビニも増えてきて、誰でも簡単に買うことができます。それに健康ブームのこのご時勢、さまざまサプリメントが販売されています。しかし、サプリメントに関する正しい知識を持っている人は以外と少ないのではないでしょうか。サプリメントを飲みはじめる前に、まずはサプリメントについて知っておきましょう。
サプリメントとは英語で「補うこと」を意味する「Supplement」をそのまま用いた言葉で、食事を補う、栄養補助食品のことを言います。薬ではないので飲めばすぐ効果が出るということではありません。
現代の日本では、経済状況から食事が十分にとれないということは少なく、まして栄養失調などはほとんどいません。しかし、加工食品やインスタント食品、スナック菓子、清涼飲料水などで体の栄養バランスが崩れてしまっている人が多くなっています。このように栄養が偏った状態が続くのは当然、体に良くありません。
そこで、食事で摂りきれない栄養素を補うためにサプリメントが必要となってきたわけなのです。あくまでも栄養補助なので、食事で栄養を摂れるのであればそれに越した事はありません。しかし、それが難しい現代の生活!管理人も食事とは別にサプリメントと奇跡のノニジュースと言われる沖縄の健康食品で体の改善を図っているほど。サプリメント大国のアメリカでは、サプリメントは「食品」と「医薬品」の中間に位置づけされていますが、日本では「食品」として位置づけされています。少子高齢化の時代、健康に気を使う人が増え、日本でも「サプリメント」という言葉は一般に広く知られるようになってきましたが、まだまだ正しい認識がされていないのも事実なのです。
サプリメントは大きく分けると下の3つに分類されており、優先度で見ると、(1)人間が生きていく上で必ず必要な栄養素(必須栄養素)を補うもの、(2)体の調整機能に関わる栄養素(副栄養素)を補うもの、(3)予防効果を期待して摂るもの(機能別栄養素)、の順になっています。
栄養を補うためにサプリメントを摂る場合、まずは必須栄養素をちゃんと摂るようにしましょう。副栄養素、機能別栄養素には必須栄養素の役割はできないのです。必須栄養素をしっかり補給した上で、体調や体質、疾病などの状況に応じて一時的、または間欠的にプラスすると効果がでます。
Last update:2023/12/4